■Project XI(第5話):月に夢を俺に花を〜白黒アポロ計画〜■
俺の名は白黒。
ジャグナーじゃ球根を恐怖に陥れているジェントルメンな赤だ。
そんな俺は今、北・・・・グスベタルス?にいる。
正直もう駄目だ・・・・・。
もう動けない・・・・・・・・・。
だがこれでいい。これで良いのだ・・・・・・。
白黒「ハラヘリヘリハラ・・・・・。予行演習はこんなもんか」
事の始まり、それは一つの風の噂だ。
「北・・・グステタルス?で行き倒れていたらなんか女の子が拾ってくれるらしい」
これだ!!
出所は「太陽娘♪」
なんか素敵なサイト名、太陽娘♪。
うん。
話をもどそう、とにかく太陽娘♪の記事によると
1:冒険者もしくは魔導師
2:釣りが出来てもいいんじゃない?
3:北・・・・・グスタベルク?(以下、北グスタ)でハラヘリ行き倒れ
4:地図じゃ駄目なのよ!迷うのよ!!
と、上記の条件を満たすと夢の少女と会う事が出来るらしい。
少女の名前は月関係の名前だ。
きっと月の様に綺麗な少女なのだろう。
そして月を目指す白黒は、さながら宇宙飛行士といった所か。
ふ、ジェントル白黒としては宇宙飛行士という紳士的な職業、
ぴったりではないか!!
私はここに宣言する!
「あえて言おう!カスであると!!!
もとい
俺は夢に向かって駆け走る!!!!」
では条件をおさらいしよう。
1はいける。赤でもあり立派な冒険者だ。多分。
2は・・・まぁ釣りできないこともないな。見習だけど。
3はジョブチェンジすれば余裕だろう。
4は・・・・・・・・・・・・・煤i ̄□ ̄;
駄目だ!俺は地図があれば結構平気だ!!
白黒「どないしょ!!」
・・・・・・・・・・・・4だけは必須条件なのだが。
むう。
-----------------------まぁいいか。(゚▽゚
とりあえずこれで条件の確認はばっちりだ。
では早速マウラに・・・・・
ん?何でそんなに真剣なのか?って?
君は考えたことはないのか?
「なんで俺は河原で女の子を拾えないんだろう」
白黒「いないなぁ」
「なんで俺のところには空から女の子が降ってこないんだろう・・・」
白黒「親方!空から女の子なんて降ってこないよ!!!」
「なんで工業高校から工科系の大学なんていったんだろう」
白黒「SS無理www」
とか!!!!!!
そんな状況下で目の前に〜☆★愛★☆〜がまな板の上で手招きしてるというのに
見過ごすことができるか!?
否!出来ねぇ!!!
男なら行動あるのみ!!!!
そう、それがロマンだ!!!!
ふう、久々に熱く語っちまったぜ。
とりあえずマウラで釣りをしよう。(条件2
ちなみにこの条件2では
「場合によってはミスラが釣れるパターン」
もあると太陽娘♪通信では書いてある。
「行き倒れ〜」に比べればロマン度は多少見劣りするがそれも良し。
白黒「釣りしてる所ってSS撮れないんだよねー」
残念ながらミスラは釣れなかったが、それはそれで良し。
こんな所で運を使い果たしてはなんだからな。
とりあえず条件2クリアだせー!
さて、それではセルビナに向かう船に乗るとするか。
あ、ちなみに言うと、条件1はすでにクリア済みだ。
より惑う士らしく振舞うために、サンドリアに住む妹・Shirocuroにローブを貰っている。
なんか毒のある言葉を吐かれたがそれは気にしない方向だ。
シロキュロ「夢見るんもたいがいにしときやー。いい年なんやから」
いい年ってイウナー!(゚ロ゚;;
白黒「い、いかん、めっちゃ気にしてるのがバレル」
・・・・・・・・・・・・・なにはともあれ条件1ゲットだぜー!
白黒「プププ♪準備バッチリ♪」
んで、あとは場所なんだが・・・・・わかんねぇ。(´・ω・`)
とりあえず洞窟に住んでるって話しだし、たまにバスにも顔を出してるってことだから
バスから近い洞窟のありそうといえば----------山か!!
白黒「待ってろよ、マイ スウィート ハート♪」
むう、清清しい朝だ。
まるで俺の明日を祝福しているようだ・・・・・。
----------------って!?
白黒「イテッ!!!!煤i ̄□ ̄;」
うわ!ちょっと待て!話が違うぞ!!
俺は空腹で倒れなきゃ駄目なんだって!!
じゃないと、あ、駄目だって!ごめん、やめて!!
俺の夢が!俺の〜☆★ 将 来↓設 計 ★☆〜が!!
子供は2人がいいな。
出来れば双子で。
もちろんマゲだよ。
女の子と男の子。
きっと立派な冒険者になるだろうな。
そうすれば俺は引退だ。
今まで身に付けた技術を渡した後は
のんびりと世界を周ろう。
もちろん君と一緒にね。
白黒著「我が人生に一片の意味なし」より抜粋
おいどんのピュアーがぁぁぁぁぁ!!!
白黒「ま、マイ エンジェル・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
白黒「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
白黒「う〜さ〜ぎ お〜〜いし〜〜〜〜・・・・・・・・」
(´・ω・`)
白黒「あーーー、カエル食いてぇ。いや、結構美味いのよ。カエル。」
こうして白黒の
夢を求めた
いや、愛を求めた冒険は
終わりを告げた。
だが、
夢敗れた白黒を
夜の月だけは
白黒「ムーン」
そっと見守っていてくれた
白黒「いや、『夜の月』じゃなくて『月夜』が来てほしかったんやて・・・・・・」
おわし
白黒「いや、男はいらんから」
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